肘打ちで施術が楽になる!肘を使った手技の基本とやり方

肘打ちで施術が楽になる!肘を使った手技の基本とやり方

親指より強い圧で広い範囲を一気にほぐせる肘を使った施術。親指のケガも予防でき整体師セラピストの体の負担まで軽減できる肘打ちの基本とやり方をご紹介します。
Post: 2017年05月01日
LastUpdate: 2017年05月08日
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整体やリラクゼーションマッサージの基本は手や指を使った手技。ある程度、施術が出来るようになってきたら中級者、上級者の施術者が多用している”肘”を使ったマッサージを覚えていきましょう。

背中や腰などの広い面積の部位をほぐす際、肘を使えば一気に効率よく広い面積をほぐすことが出来ます。さらに、手と指の負担を軽減できるので施術者の体への負担をぐんと減らすことが出来ます。

 

肘を使う施術は楽チンで怪我も予防できる

整体やリラクゼーション、もみほぐしのお店で働く人なら誰しも見たことがある肘を使った施術のやり方。経験年数の長いベテランの施術者ほど、手の手根や親指よりも肘を使って施術をする肘打ちと呼ばれる手技を多用する傾向があります。

その理由はズバリ、楽だから。指や手の何倍も面積の広い肘は一度の多くの面積をほぐすことが出来る為、効率よく全身をほぐすことが出来ます。さらに、肘の上に乗り上げて体重を掛ける姿勢は、親指で指圧する姿勢に比べて非常に上半身、特に、腰が楽なのです。

また、親指の何倍も体重を掛けることが出来るので、コリのひどい強押しのお客さん相手にも楽に圧を強く掛けることが出来ます。さらに、肘打ちを自身の施術に取り入れることで、手や親指を使った手技を減らし負担を軽減することで手を痛めることを防ぐことも出来ます。

楽な施術、強押し、親指の怪我予防、これだけのメリットがあるからこそ、経験年数の長いベテランの施術者は肘打ちを良く使うのです。

怪我をさせない肘打ちの基本3つ

尺骨

整体師セラピストとして初級から中級者へとレベルアップする為に、肘を使った施術を覚えることは必須と言っても過言ではありません。

とは言っても、指の何倍も強い圧を掛けることができる肘打ちなので気をつけなければお客さんにケガをさせてしまうことだってあります。

やみくもに肘は使わずに、まずは基本となる肘打ちのやり方を覚えましょう。

尺骨で押す

肘打ち

肘とは、上腕と前腕を繋ぐ境目の曲がる部分を指しますが、この尖った肘をそのまま押し当てて施術をするのは危険です。使うのは、尺骨と呼ばれる前腕部にある部位。

尺骨を水平にした状態で、上腕部を90度にまっすぐ立て真下に圧を掛けましょう。これが、肘打ちの基本中の基本です。

前腕部を立てて肘を突き刺すような形で押すのは危険です。また、上腕部の角度がまっすぐ90度ではなく、曲がり過ぎてしまうと圧が逃げてしまい効きません、必ず前腕部に対して90度の角度でまっすぐの姿勢を取ましょう。

肘の上に乗り上げない

肘に体重を掛ける際に、肘の上に乗りあげてしまうと圧が垂直に掛からない為、効きません。乗り上げ過ぎないように体勢を維持してください。

乗り上げた方が施術者は自身の体重の全てをベットやお客さんの体にあずけられるので楽です。しかし、それでは圧が肘で押している点だけでなく、お客さんの体全体に分散されてしまいますので押されているお客さんの方は効かない上に、苦しくなってしまいます。

ストロークは短めに押す

指に比べて圧の掛かる範囲が広いのが肘です。その為、長いストロークで押すと押されている面積が広すぎて効きが悪く、気持ちよくありません。

ストロークは短めに少しずつ押したい筋肉の部位を小分けにして押しましょう。

長いストロークでまずは探る

肘打ちやり始めの頃は、どこを押せばいいのか自信が持てなかったり、お客さんを痛がらせてしまいそうで思い切りよく施術が出来ないことがあります。

そんな時は、いつも指で押している部位を長めのストロークで肘で押して探りを入れてみましょう。それでも、感覚が掴めない時は、親指で押してみて押す部位を再度確認。

それから、短いストロークで肘打ちを開始してみて下さい。

皮膚の遊びを引っ張る

親指ではあまり感じないことですが、人の皮膚の表面は多少、伸び縮みして動きます。指に比べて圧を掛ける範囲の広い肘は、この皮膚の遊びをかなり感じます。

その為、肘を押す箇所に置いたら軽く表面の皮膚を引っ張って(前後左右どちらでも可)遊びを取り、それから圧を掛けていきます。この皮膚の遊びを取る作業を怠ると肘が滑ってしまい、思わぬ施術の事故に繋がりますので、必ず皮膚の遊びは引っ張って取ることを忘れてはいけません。

遊びは手で引っ張ても良い

肘で皮膚の遊びを取るのが難しくて出来ないという人は、肘打ちを行う部位に肘をセットし、反対側の手を使ってその部位の皮膚を軽く引っ張りましょう。

その状態で、肘に圧をかけていけばOKです。

 

首、仙骨、肋骨は初心者が肘で押してはダメ

肘打ち禁止

親指の何倍も圧を楽に掛けることが出来る肘を使った施術ですが、圧が強いからこそ初心者の間は押しては危険な部位があります。

それは、首、仙骨、肋骨の三カ所。

首と仙骨は神経が集中しているので強すぎる圧は危険です、肋骨は非常に脆いので肘では圧が強すぎて骨折させてしまう恐れがあります。

また、背骨の際(きわ)などの骨に近い場所も初心者の間は避けて下さい。肘の圧は強いので骨にヒビを入れてしまったり、骨折させてしまうこともあり得ます。

ベテランの上級者になれば、仙骨や首まわりも肘でしっかりとほぐす人はいますが、その施術力をつけるには鍛錬の期間が必要です。

まずは、ケガをさせる心配の少ない臀部や腰など、骨から離れた箇所でしっかりと感覚を養い肘打ちの技術力をつけていきましょう。

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ボディトレーナーダイスケ
もみすた・ダイスケ
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