女性の肩こりは肩甲挙筋をほぐす!女子ウケの良い肩こりマッサージのやり方

女性の肩こりは肩甲挙筋を狙え!女子が喜ぶ肩甲挙筋マッサージ

働く女性のほとんどがパソコンを使うデスクワーカー。女子の肩こりに効果抜群の肩甲挙筋マッサージのやり方をご紹介。コツは横向きの角度にあります。
 

女性の方が肩こりが多い理由の一つとして、頭の重さが関係しています。男女ともに、頭の重さはさほど変わりませんが、頭を支えている筋力は圧倒的に女性の方が弱いのです。

その為、頭の重さが首や肩にのしかかり、女性の肩こりを引き起こしています。頭の重みを支えている肩甲挙筋はとてもコリやすく、特に女性の肩こりの原因となりやすい箇所です。

肩甲骨のコリを効率よくほぐす4の字に腕を曲げたマッサージをご紹介しています。
https://www.momisuta.com/massageprofessional/2240/

 

肩こり筋と呼ばれる肩甲挙筋(けんこうきょきん)

7本ある頸椎の1番目から4番目の横突起から肩甲骨の上角、内側縁の上部3/1に付着している筋肉、肩甲挙筋(けんこうきょきん)。

いわゆる、首すじの筋肉であり肩こりと言えば、この辺りの首肩の部位をイメージする人が多いと思います。

肩甲骨を上に引く働きをする筋肉で腕を90度以上の角度で挙上しないとあまり動きません。動かさなければどんどん筋肉は硬くなっていきます。

また、デスクワークなどの長時間下を向いたままの姿勢での作業はこの肩甲挙筋に負担を掛けます。

肩甲挙筋のマッサージの基本は筋肉の形状に沿うこと

筋繊維の流れ

頭と首の付け根から肩甲骨に掛けて付着している肩甲挙筋はやや斜め内側に傾斜のついた筋肉です。

マッサージの基本は筋肉の形状に沿ってほぐすこと、筋繊維の流れに逆らわずに親指を使えば圧が無駄なく伝わります。

筋肉の形状に逆らってマッサージを行えばもみ返しの原因となるので注意しましょう。

うつ伏せは角度をつけて引っかける

指の角度

斜め内側に入り込んでいる筋肉をうつ伏せ(背臥位)の状態でほぐす際は、拇指(親指)を肩甲挙筋の傾斜に沿って斜めに入れます。

左肩の肩甲挙筋には左手の親指、右肩には右手の親指を使うと傾斜に沿った角度でハマりやすいので施術がしやすくなります。

角度がハマれば指先に筋肉が引っかかる感覚があるのでそれをしっかりとマッサージ。

押し込みすぎて負担がかかり過ぎないように

うつ伏せの注意点

斜めに傾斜のある筋肉に対して拇指を押し込み引っかける際、お客さんの頭と胸はベットに押し込まれます。

マッサージに集中するあまりお客さんの体が圧迫され過ぎて苦しくならないよう注意してください。

横向きでのマッサージはやりやすい

横向きマッサージ

うつ伏せの状態で肩甲挙筋を指先に引っかける施術は、慣れてくるまでは難しく上手くいきません。

そこでおススメなのが横向き(横臥位)での施術です。この姿勢であれば斜め内側に傾斜している肩甲挙筋の角度に自然と親指の角度が沿うので簡単にアプローチ出来ます。

但し、うつ伏せの体勢に比べると圧が入り易いので効かし過ぎに注意が必要です。強さ加減をお客さんに確認しながら施術を行ってください。

女性は筋力が弱いぶん、肩こりになりやすい

女性の筋力

パソコン作業で長時間、俯き気味の姿勢でいると10キロ近くある頭の重みが首肩周りに負担を掛けます。

女性は男性に比べて筋力が弱くそれでいて男性も女性もさほど頭の重さは変わりません。よって女性の方が肩こりを生じやすいのです。

特に、肩甲挙筋は頭を支える上でも関わりのある筋肉なので肩こりの要因になりやすい筋肉と言えます。

 

肩甲挙筋マッサージのまとめ

腕を90度以上挙上しないデスクワークは肩甲挙筋に負担をかけ肩こりの要因になり、男女とも頭の重さは変わらないが女性は筋力が弱い為、肩こりになりやすい。

斜め内側に傾斜している肩甲挙筋は、拇指に角度をつけて引っかけるようにマッサージする。その際、お客さんの体がベットに押し込まれ過ぎないよう注意すること。

横向きの体勢の方が、うつ伏せよりも簡単に肩甲挙筋にアプローチ出来るが、効きやすいので強さ加減を確認しながら行うこと。

 

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ボディトレーナーダイスケ
もみすた・ダイスケ
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