首マッサージの基本!胸鎖乳突筋をほぐす

胸鎖乳突筋のマッサージ!首マッサージの基本は胸鎖乳突筋のコリ

苦手意識を持ちやすい首のマッサージ。胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)のマッサージを覚えるのがおススメ。分かりやすい大きな首の筋肉なので最初に取り組む首のマッサージに最適です。コリをとれば頭痛や自律神経に効きます。
 

首を横に捻ると浮き上がってくるセクシーなラインの筋肉を胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)と呼びます。首の筋肉の中で最も大きく、コリが出来ると首から肩にかけて辛い重さやダルさを感じたり、ひどい場合は、頭痛などを引き起こします。

大きいぶん、とらえやすい筋肉なので整体師、セラピストの方は首マッサージの第一歩目として覚えることをおすすめします。

普通の人は首を横に捻るだけでセクシーな筋のラインとして浮き出てきますが、今回のモデルをしてもらっている方は、お太り遊ばせているので・・・。

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呼吸や自律神経に関わる胸鎖乳突筋

首には大小様々な筋肉がありどこから手を付けていいのか分かりづらいので整体マッサージ初心者の頃は苦手意識を持ちやすくほぐすのが難しい部位です。

そこで、手始めに押さえておきたいのが胸鎖乳突筋マッサージ。胸鎖乳突筋は首の筋肉の中でも、最も大きな部位。

呼吸や自律神経と関わりの深い筋肉でコリが出来て硬くなると頭痛や不眠、ストレス等の症状が現れます。

横を向くと浮き上がるので探し当てやすい

横向き胸鎖乳突筋

胸骨頭(胸骨柄の上縁)鎖骨頭(鎖骨内方の1/3)から側頭骨乳様突起、後頭骨上項線に付着している筋肉。

整体マッサージ初心者の頃はほぐしたい筋肉の場所がわからなくなることがあります。

その点、胸鎖乳突筋は顔を横に向けると浮き上がる首の筋肉のラインなのでわからなくなることはまずありません。

迷ってしまったら仰向けの状態で首を左右どちらかに傾ければ浮き上がってくるので、胸鎖乳突筋のマッサージはやりやすいものです。

外側から内側へ向かってほぐす

外側から内側へ

首の付け根から頭の方に向かって胸鎖乳突筋をマッサージしていきます。内側に向かって親指を入れ過ぎると気管支の近くなのでえづいてしまうことがあります。

必ず外側から内側へ向かってマッサージを行ってください。

小さく円を描くように

クルクル

胸鎖乳突筋は少し斜めに傾斜のある筋肉です。その為、真っ直ぐに押してもうまく圧が伝わらずほぐれません。

そこで、親指で円を描くようにクルクルとマッサージしていきます。そうすることで効率よく圧が伝わり強く圧が入り過ぎることを防ぎます。

お客さんがえづいてしまう恐れもありません。

指先で摘まみ上げる

つまむ胸鎖乳突筋

最後に親指と人差し指の第二関節を使って軽く上に摘み上げます。あまり早いリズムで行うと違和感を感じさせてしまい気持ち良くありません。

ゆっくりとしたリズムで首の付け根から頭の方に向かって行ってください。

 

胸鎖乳突筋のマッサージのまとめ

胸鎖乳突筋がコリ硬くなると、呼吸や自律神経に悪影響が及び、頭痛や不眠等の症状が現れる。

横を向くと浮いて出てくる首筋の筋肉のラインが胸鎖乳突筋、大きいので探り当てやすい、外側から内側へ向かってマッサージするのがポイント、内側に拇指が入り過ぎると、えづいてしまう。

拇指で円を描くようにクルクルとマッサージすれば、傾斜のついている胸鎖乳突筋に効率よく圧が伝わりほぐれやすい。

親指と人差し指で摘み上げるように胸鎖乳突筋をマッサージする際は、リズムはゆっくりと、早いリズムは不快で自律神経に悪影響。

 

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ボディトレーナーダイスケ
もみすた・ダイスケ
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