マッサージ業界で働く女性の職業病!腱鞘炎の症状とセルフチェック

親指付け根の痛みドゲルバンは職業病!腱鞘炎の症状とセルフチェック

マッサージ業界で働く女性に多い腱鞘炎はドケルバン病と呼ばれ自然治癒は難しい職業病。正しい知識を知って痛みを我慢せず早めの治療が大切。セルフチェック出来るアイヒホッフテストでまずは確認してみましょう。
Post: 2015年10月02日
LastUpdate: 2017年05月31日
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腱鞘炎(けんしょうえん)という言葉は聞いたことがあっても、具体的にどのような症状なのか知らないセラピストがほとんどではないでしょうか。実は、手をよく使う職業である整体師、セラピストの職業病ともいえる腱鞘炎。

特に、女性は男性よりも腱鞘炎の発症率が高いので、きちんとそのメカニズムや対処法を学んでおきましょう。

施術で親指を痛めない為のストレッチ動画を紹介しています。
http://www.momisuta.com/massageprofessional/15/

施術中に親指手首がびりびりと痛い時のケアと対処法はコチラ。
http://www.momisuta.com/nocategory/1819/

親指の痛みの部位と種類に合わせたケアはコチラ。
http://www.momisuta.com/massageprofessional/570/

女性は特に注意、自然回復しない腱鞘炎

マッサージ業界は手を酷使する仕事です。女性は男性に比べると手の関節は小さく指も細い為、手の負担は大きいものです。

特に気を付けなければならないのが親指側の手首の付け根に発症する痛み。

手首の部分にある腱鞘(けんしょう)と呼ばれる筒状の部位を通る筋肉が擦れあうことで炎症を起こし痛みを起こします。

腱鞘炎と呼ばれる疾患で一度発症すると自然な回復は難しく鈍痛、疼痛(うずくような痛み)灼熱感を伴う痛みを起こします。

女性ホルモンが深く関係しているとされており、20代後半から50代の女性は男性に比べると発症率が高くマッサージ業界で働く人には厄介な疾患です。

 

手首の腱鞘炎、ドケルバン病

手首の腱鞘炎

腱鞘炎は放置していると痛みは長期間続きます。まして、マッサージ業界で働く場合、ほぼ毎日手を使うので自然な治癒はほぼ不可能です。

腱鞘炎になる部位は、肘、手首、指、足とあります。

マッサージ業界で働く人は施術の際に基本的に親指を真っ直ぐに立てて指圧します。その際、短母指伸筋(たんぼししんきん)と長母指外転筋(長拇指外転筋)と呼ばれる親指側の手首を通る2つの筋肉が働きます。

この2つの筋肉が腱鞘(けんしょう)と擦れあう為、炎症を発生しやすいのです。この部位の腱鞘炎はドケルバン病と呼ばれます。

マッサージ業界で働く人以外にもピアニスト、ギタリスト、プログラマ等、指を酷使する人が発症しやすい疾患です。

腱鞘炎~軽度から重度までの痛みの変化~

ドケルバン病と呼ばれる手首の腱鞘炎は徐々に進行していきます。症状の軽い間にきちんと整形外科を受診し医師の治療を受ければそれだけ早く治ります。

軽度

軽度

普段は特に何も感じない。施術後、手首に違和感や軽い疼きを感じることがある。親指が疲労している感覚があり次第に施術中に瞬間的な痛みを感じる。

灼熱感や刺されるような痛みが現れるがしばらく経つと消えて気にならなくなる。

中度

中度

施術中はもちろん施術後も連続的に痛みや鈍痛を感じ続ける。施術後も、灼熱感が続きズキズキと痛み、親指を曲げたり手首を伸ばすと痛い。

このような症状が何日も続くことがあり施術をするとすぐに痛み始める。

痛みを我慢して施術を続けると痛みを感じなくなっていく。手首付近に痛みを感じる箇所がピンポイントで出現しそこを抑えると痛みが走る。

重度

重度の腱鞘炎

料理をしたり、ボタンをとめる等の日常生活での少しの動作で痛みが発症する。一度痛みが起きると中々治まらず夜中に発症すると眠れない程に痛い。

自分で出来る腱鞘炎のセルフチェックのやり方

腕を真っ直ぐに伸ばした状態で掌を垂直に立てます。次に、親指を掌側に折り曲げて握りこぶしを作りそのまま握り込みます。

最後に、手首を下に降ろすように伸ばし痛みが出るようであれば腱鞘炎の可能性があります。

アイヒホッフテストと呼ばれる検査方法で痛みが強いほど腱鞘炎の症状が進行していると考えて下さい。

このテストで仮に痛みを感じなくても上記に挙げた例に思い当たる部分があるのであれば一度、整形外科でエコー検査などのきちんとした検査を受け医師の診断を仰ぐことをお勧めします。

 

腱鞘炎の症状のまとめ

  • 女性ホルモンの影響で腱鞘炎の発症率は男性よりも女性に多い
  • 手首に起こる腱鞘炎はドケルバン病と呼ばれ、指を酷使する人の職業病と言われる
  • 腱鞘炎には、軽度から重度までの症状があり、自然治癒は見込みにくい
  • マッサージ業界で働く人の場合、自然回復は見込めない、早い段階で整形外科を受診するべき
  • アイヒホッフテストで痛みが強いほど、腱鞘炎は進行している

毎日、手や指を使うマッサージ業界で働く以上、自己判断で痛みを我慢しアイシングやテーピングをしたところで一度、腱鞘炎を発症すると自然治癒は見込めません。

治療が早ければ早いほど完治するのも早まります。症状が悪化すると患部へのステロイド剤注射や腱鞘を手術で切開することもあります。

特に女性の施術者の方は、痛みがある様であれば早めに医師の診断を仰いでください。

痛い手首と親指をがっちり支える手首サポーター

 

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ボディトレーナーダイスケ
もみすた・ダイスケ
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