膝の痛みの原因のほとんどが加齢や体重の増加に伴うもの。そんな膝の痛みは、ゴットハンドと呼ばれるような整体師、セラピストの施術を受けても治りません。
内側からしっかりと膝の軟骨や骨をサポートしてくれるサプリメントこそ、膝の痛みの強い味方です。数多くあるサプリメントの中でも、選りすぐりのおすすめサプリをご紹介します。
自分に合ったコスパの良いサプリメントがきっと見つかりますよ。
目次
膝はたくさんの筋肉、靭帯、関節などで出来ている体の中でも特に複雑な部位です。
その為、痛みが生じた際にマッサージや整体へ通っても治らないことはよくあります。
複雑で難しい膝の痛みを取る施術を行える施術者はごく稀で、症状によっては一流の腕を持ついわゆるゴットハンドと言われる治療家でも治すことは出来ません。
最もポピュラーな膝の痛みの原因は変形性膝関節症と呼ばれるもので、膝にある骨と骨の間の軟骨がすり減り、隙間が狭くなることで膝関節周囲の神経を刺激して痛みを起こします。
筋肉や関節が痛みの原因であればマッサージや整体の技術を使って痛みを緩和することも出来ますが、軟骨の摩耗が原因の膝の痛みとなると、どんなに腕のいい整体マッサージ師でもどうしょうもありません。
人は20歳をピークにあらゆる体の機能が低下していきます。膝のクッションとなる軟骨を作る能力も例外ではなく、30歳を超えると急激に衰え始め、50代では20歳の55%以下まで低下します。
そこで、おすすめなのが膝の軟骨を作るサプリメント。
グルコサミンと言う軟骨の生成を促進させるサプリメントを飲み続ければ、関節の摩耗による膝の痛みのほとんどは治ります。
膝の軟骨を形成する主な成分は、グルコサミン、ヒアルロン酸、コンドロイチン、それぞれに役割があります。
グルコサミンは、膝の関節と関節の間でクッションの役割を果たしている軟骨を構成する成分のひとつで、サプリメントで補給することにより軟骨の摩擦が抑えられ、痛みや腫れの軽減といった効果が期待できます。
さらに、傷ついた軟骨を治し再生を促す働きや、軟骨の分解の予防や炎症を抑えるといった作用があります。関節の痛みを取り除き、関節軟骨を修復する最も重要な役割を担うのがグルコサミンです。
コンドロイチンはグルコサミンから生成され軟骨を構成する成分として重要な役割を果たしています。
皮膚や軟骨、骨、角膜など、各臓器に存在しており、保水性や弾力性を与えて軟骨に水分を運ぶという働きがあります。これが軟骨の水分量に関係し弾力性を高める役割をしています。
また、栄養を含む水分が運ばれることで血液に変わって軟骨の栄養分を補い、老廃物を排出する役割もあります。軟骨に栄養分のある水分を与え、軟骨の弾力性を保つために重要な役割を担っているのです。
膝や腰の関節のスムーズな動きはコンドロイチンの作用によるもので、すり減った軟骨に保水性と弾力性を与え、治し、再生します。それにより、関節痛や腰痛などに効果があります。
ヒアルロン酸は、皮膚や関節、眼球に多く含まれており非常に粘り気と弾性力がある成分です。
ヒアルロン酸1グラムで約6リットル近くもの水分を保持できると言われており、その水分保持力が最大の特徴です。膝の軟骨や関節の間にある関節液の中でクッションや潤滑油の役割をして、負担を減らし動きをなめらかにする働きもあります。
膝の痛みは、関節の間でクッションの役割をしている軟骨がすり減ることで引き起こされますが、ヒアルロン酸は軟骨を形成し、スムーズな動きを助けることで痛みの軽減に役立ちます。また、最近の研究でヒアルロン酸を軟骨細胞に与えると軟骨の形成が増加するという結果が出ています。
グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸のいずれも膝の痛みを取る為には必要です。
グルコサミンは、膝の軟骨を構成するプロテオグリカンというものを作る成分です。コンドロイチンとヒアルロン酸はプロテオグリカン中の成分。
つまり、コンドロイチンやヒアルロン酸はグルコサミンから作られています。ですから、サプリメントとしてとるのはグルコサミンだけでも十分。
グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸の働きや特徴は、それぞれが助け合うことで元気で丈夫な軟骨や関節を作っています。
バランス良く3つのサプリメントを摂取することも良いので、お金に余裕がある方やたくさんのサプリメントを飲むことに抵抗が無い方には、それぞれのサプリメントを飲むこともおすすめです。