ダイエットの鉄則は、消費カロリーを増やすこと、その為には、基礎代謝をあげることが重要です。辛い筋トレで筋肉を増やして基礎代謝をあげることも大切ですが、その前に、内臓の代謝をあげましょう。
肝臓と腎臓の働きを活発にして元気な内臓を作ることで、筋トレ並みの代謝のアップだって可能です。まずは、元気な内臓作りからトライしてみましょう。
目次
ダイエットとは、摂取カロリーよりも消費カロリーを増やすことです。それさえ出来れば誰だって必ず痩せます。
そして、リバウンドとはダイエット前よりも体重が増えてしまうこと。無理な食事制限や過度な運動をしてダイエットすると必ずと言っていいほどリバウンドします。
リバウンドせず確実にダイエットを成功させ、且つその体系をキープする一番の方法は基礎代謝を上げること。
基礎代謝とは一日何にもしなくても勝手に消費される素晴らしきカロリーのこと。
生きて呼吸さえ続けていれば消費されるカロリーなので基礎代謝が高ければ高いほど痩せやすく、太りにくい体と言えます。
(引用:FAO/WHO/UNU合同特別専門委員会報告)
ほとんどの人が勘違いしていますが基礎代謝は筋肉よりも肝臓の方が遥かに高く、体内の毒素を排出しデトックスをしてくれる臓器である肝臓と腎臓を合わせれば基礎代謝の37%はこの二つの臓器が占めています。
筋肉の基礎代謝が全体の18%ですから、肝臓と腎臓の基礎代謝率は筋肉の2倍以上。
つまり、下手に無理な筋トレをするよりも肝臓と腎臓の働きをサポートしてあげる方が効率よく基礎代謝を向上させ、楽に痩せやすい体質を作るのです。
肝臓と腎臓の働きを良くするセルフ整体を実践して基礎代謝を上げていきます。
毎日続けることで肝臓と腎臓の働きが活発になり、痩せやすい体質に変わるだけでなく体内のデトックス効果を促して元気な体になって行きます。
床に膝と手をついて四つん這いになります。そのまま腰を丸めて犬のような姿勢を作ります。
その際に、お腹を凹めながら息を吸い込み、さらに凹めながら息を吐き出します。これはドローインと呼ばれる呼吸法でインナーマッスルを鍛えたり、ヨガをする際に用いられる方法です。
息を吸い込むことよりも吐き出すことに意識を持ってとにかく深く最後の一息まで吐き出します。吐き出した際に腹筋の奥の方から『びりびり』っとした感覚を感じられれば最高です。
びりびりとした感覚は腹筋の奥深くまで負荷がかかっている証拠です。とくに回数はありませんが10回程度を目安に犬のポーズのままドローインを繰り返してください。
きつければ3回くらいでも問題ありません。少しづつ回数を増やしていきましょう。
肝臓を支えている周りの組織をストレッチしながら呼吸をしているので肝臓に対する血流が増え、その働きが活発になります。
土踏まずのやや上の方、足裏のど真ん中に位置する腎臓のツボ。デトックス効果だけでなく腎臓はエネルギー代謝の要となる臓器なので肥満解消の効果大。
親指や中指の第二関節を使って押します、基本的に強めの圧が効果的です。もし、指では押しにくい時は足裏専用のツボ押し棒がおすすめです。
腎臓と肝臓の働きを活発にしたら、最後に筋肉の基礎代謝も効率よく上げましょう。
人間の体で一番大きな筋肉は下半身、特にお尻と太ももは大きな筋肉なのでストレッチして可動域(動く範囲のこと)を広げておけば、筋肉の基礎代謝を効率よく上げることが出来ます。
寝転がったらどちらか片方の足を上にして足を組みそのまま組んだ方の足を水平にして数字の4をイメージ、くるぶしを膝に引っかけるのがコツです。
次に、足を抱え込むようにして4の字を作った方の足の膝を胸の方へ引きつけます。この時、必ず息を吐きましょう。
膝が自分の胸につけば十分な柔らかさです。胸に届くようになるまでコツコツ毎日続けてみて下さい。7~8回を目安に行いましょう。
このストレッチを行う時は後頭部が床やベットから離れないように注意しましょう。
頭を上げると関連して胸とお尻の筋肉も上がってしまうことで、せっかくの下半身のストレッチの効果が半減してしまいます。
肝臓と腎臓は体内で発生する有害なアンモニア等の毒素の解毒を行っています。
しじみや牡蠣に多く含まれるオルニチンはこの解毒を促進する効能があるので、摂取すれば肝臓や腎臓の働きをサポートします。
ですが、毎日の食事にしじみを摂るのは不可能、そこで、おすすめなのがオルニチンを多く含むサプリメントです。
オルニチンは肝臓と腎臓の働きを助けるだけでなく、ホルモンバランスを整え血液もさらさらでキレイにする効能もあるので毎日の生活が活発になり体全体も内側から軽くなります。