自分で治す!「坐骨神経痛」お尻や足のだるさに効くストレッチとツボ

お尻がだるい坐骨神経痛!お尻のだるさに効くストレッチとツボ

お尻がだるい足が重い痺れを伴う坐骨神経痛。自分で出来るお尻のストレッチとツボ押しでお尻のだるさを解消しよう。
 

お尻のだるさ、痺れや鈍痛、重だるくて辛い坐骨神経痛を改善するストレッチを最大限に効率よく行うタイミングは、体が硬くなっている朝起きてすぐと、夜の入浴後の体が芯から温まっている時の二回。

寝転がって楽にできるストレッチですから、毎日だってきっと続けられます。体が硬い人は小さいタオルを手元に用意して行えば、楽な姿勢でしっかりとストレッチがかけられます。

 

お尻のだるさは梨状筋の疲れ

朝起きてすぐは一番体が硬くなっている時だからこそ入念にストレッチをしておけば日中が楽になります。

また、お風呂に入った後は体が温まっているので体が最も柔らかくストレッチを強く掛けられます。

朝起きてすぐの体が硬い時と入浴後の柔らかい時にストレッチとツボ押しを行うのが効果的です。

お尻に付いている筋肉である梨状筋は、硬くなるとお尻にだるさを感じます。腰痛や骨盤の歪みにも深く関わってくる筋肉で足腰の要と言っても過言ではない重要な筋肉です。

加齢とともに股関節が硬くなってきた、足腰が疲れやすいと感じる人にはもってこいのお尻ストレッチ。坐骨神経痛の予防にもなりますので、気軽に始めてみませんか。

もちろん坐骨神経痛の人も日々続けていくことで、症状はかなり改善されていきます。

足を4の字に

足を4の字に

寝転がったら痛みのある方の足を上にして足を組みそのまま組んだ方の足を水平にして数字の4をイメージ、くるぶしを膝に引っかけるのがコツです。

次に、足を抱え込むようにして4の字を作った方の足の膝を胸の方へ引きつけます。この時、必ず息を吐きましょう。

膝が自分の胸につけば十分な柔らかさですが、お尻にだるさを感じている人は胸まで届かない場合がほとんどです。

ストレッチやり始めのうちは痛かったり、お腹が苦しかったすることがありますので、回数は無理なく続けられる範囲で行ってください。続けてやっていくうちに徐々に回数を増やしていけば大丈夫です。

ストレッチ中は頭を上げない

坐骨神経痛ストレッチ注意点

このストレッチを行う時の注意点、後頭部が床やベットから離れないように意識しましょう。お尻の筋肉の梨状筋が硬い人は、ストレッチが中々掛けられないので、力んでしまい頭を持ち上げてしまうことがよくあります。

しかし、頭を持ち上げてストレッチをすると、それに関連して胸とお尻の筋肉も上がってしまうことでストレッチの効果が半減します。

ついつい、力んで頭を持ち上げてしまいそうになりますが、とにかくリラックスして脱力し息を吐きだすことに意識を向けて行ってください。慣れてしまえば、頭が持ち上がることはありません。

坐骨神経痛のツボ坐骨点が効く

坐骨点

お尻と足の付け根の境目、ちょうど真ん中のラインに位置する坐骨点(ざこつてん)と呼ばれる坐骨神経痛のツボがあります。即効性があり、お尻のだるさにかなり効くツボです。

押し方は、握りこぶしを作りその上からお尻を乗せて床に寝転ぶだけ。膝を立ててツボに掛かる圧を、痛気持ち良いくらいのところで調整して体重の乗せ方を加減しましょう。

握りこぶしだと手が痛い方や、効き目がイマイチな場合は、ゴルフボールや専用のツボ押しグッズを敷いて行うと、自分のこぶしで行うよりも断然効きます。

お尻のだるさは坐骨神経痛かも

坐骨神経痛

坐骨神経と呼ばれる親指ほどの太さのある神経が何らかの原因で圧迫されることで腰からお尻、足先にかけて痺れを伴った鈍痛を起こす坐骨神経痛。

神経痛の一種なので湿度や温度の影響を受け易く、雨の日などはひどく疼く場合もあり発症すると完治しにくい厄介なもの。

整形外科等の病院で診断されるものですが実は、坐骨神経痛とは病名ではなく坐骨神経が原因の症状全般を指す言葉なんです。

坐骨神経痛に悩む人は若い人にも多く、決して、高齢者だけがなる症状ではありません。立ち仕事やデスクワークなど、長時間同じ姿勢で足腰に負担をかける姿勢をとる人であれば10代でも発症することがあります。

また、両方の坐骨神経が圧迫されることは稀で、大抵の場合、どちらか一方の脚やお尻にだるさ、鈍痛や痺れを感じます。

お尻のだるさの原因は骨か筋肉

骨と筋肉

腰椎と呼ばれる腰の骨に異常を来たすと坐骨神経に影響を与えます。代表的なものはすべり症、分離症、腰椎間板ヘルニア、狭窄症などです。

また、お尻にある梨状筋と呼ばれる坐骨神経のすぐ側にある筋肉が硬くなると同じく坐骨神経を圧迫し痛みを生じます。この梨状筋が原因となる坐骨神経痛のことを梨状筋症候群と呼びます。

骨に原因がある場合、自力でのセルフケアはリスクが高く、逆に、症状を悪化させてしまうことがあります。逆に、お尻の筋肉が原因である梨状筋症候群は自分で出来るストレッチとツボ押しで改善出来ます。

お尻のだるさが酷かったり長期間に及んでいる場合や、自分は坐骨神経痛かなと思い当たる人は、セルフケアをする前にまず一度、整形外科に行ってきちんと医師の診断を受け、その原因が筋肉の疲労からきているものなのか骨に原因があるものなのかをきちんと検査することをお勧めします。

 

お尻のだるさに効く坐骨神経痛ストレッチとツボのまとめ

坐骨神経痛とは病名ではなく症状のことで、その原因はヘルニアや分離症などの骨に問題があるか、筋肉が硬くなりすぎている為に起きている場合かに分かれる。

お尻の筋肉、梨状筋の硬さが原因で痛みを起こしている場合の坐骨神経痛を梨状筋症候群と呼び、ストレッチとツボ押しが良く効く。ストレッチは体が一番硬くなってしまっている起床後と、リラックスして体の温まる入浴後に行うのがおすすめ。

やり方は、4の字をイメージして、頭を上げず、息を吐きながら梨状筋にストレッチをかける。膝が胸に付く程度を目安に7~8回行う。

併せて、坐骨点というお尻のだるさに即効性がある坐骨神経痛に効くツボを押すと効果的。握りこぶしを作り、その上に坐骨点が当たる様にして床に寝転ぶ、握りこぶしでは効かない場合は、ゴルフボールや野球ボール、または、坐骨神経痛専用のグッズを使うとかなり効く。

 

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ボディトレーナーダイスケ
もみすた・ダイスケ
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