整体リラクゼーションの仕事は接客業。いろんなお客さんがご来店されます。
こんな質問されたときなんて答えればいい?指名を増やすにはどうすれば?
整体初心者なら知っておきたい業界の実情と対策を学んでいきましょう。
整体院やリラクゼーションサロンのお店で働いてれば指名制度が導入されています。
お客さんに指名してもらうことで施術者には指名料が入るのでお給料アップ、さらに、お店での信頼度アップや自身の施術スキルに対する自信にもなっていいことづくめです。
マッサージ業界に入って間もない頃は、この指名がある程度とれるようになるまで誰しも焦りや不安を感じてしまうもの。
同期で入ったスタッフがどんどん指名を増やすのに自分は全然指名が取れない、なんて悩みはつきものです。
では、どのような施術者をお客さんは指名をしたくなるのか。指名料金を払うわけですから施術の代金にプラスして料金を払ってまで、あの人に施術してほしいと思わせなければいけません。
施術スキルが高く、どんな肩こりや腰痛もほぐしてしまえる技術。これがないと指名が取れないというわけでは決してありません。
もしそうなら、技術力高いベテランスタッフ以外は指名を取ることが出来ません。
しかし、業界未経験の新人スタッフでベテラン勢と比べると技術力が劣る人だって、ちゃんと指名を取ることはできます。
現にあなたが働いているお店でも、技術はそこそこでもちゃんと指名を取っているスタッフはいるはずです。逆に、経験の長いベテランスタッフなのに指名が獲得できていない人もいるはずです。
それは、整体やリラクゼーションのお店に通う理由はお客さんそれぞれ異なるからです。
痛くて辛い施術でも、しっかりと肩こりをほぐして欲しいお客さんもいれば、痛いのは絶対嫌で気持ちよくほぐして欲しいお客さん、とにかくリラックスして気持ちよく眠りたいお客さんもいます。
中には、大して体どこも辛くないけどスタッフと楽しく話がしたいだけのお客さんだっていらっしゃいます。
つまり、お客さんそれぞれのニーズに合わせた対応が出来れば、この人に担当してもらいたいと思うので指名が獲得できるのです。
ゴットハンドと呼ばれるような施術の天性の才能でもなければ、新人スタッフがベテランスタッフに技術力で勝つことは難しいものです。
しかし、感じの良い接客や施術中のトーク、心地よくついつい眠ってしまうような施術など整体リラクゼーション初心者でもベテランに勝つことができる要素はたくさんあります。
その要素を活かしてお客さんのニーズに合致させることが出来れば、指名を獲得することは十分に出来ます。
マッサージ業界での経験は浅くても、以前に働いていたことがある職種の経験を活かすことでお客さんのニーズを見極めることが出来ます。
例えば、コンビニでアルバイトをしていたことがあれば、こんな雰囲気のおじさんはせっかちだからレシートは受け取らない。と、なんとなくわかることがあったはずです。
同じような人があなたの働くお店に来た時にその経験を活かして、せっかちなお客さん→施術中にあまり話さない方が好まれる→疲れている箇所を細かく聞くと嫌がられるかも、と想定して対応することが出来ます。
仕事の経験だけでなく、学生時代の部活動の経験、友達付き合いの経験などからでも、相手のニーズを読み解くヒントはたくさんあるはずです。
あなたの勤めているお店にどんなことを求めて来店されたお客さんなのかを想像すること。言うなれば、空気を読む力さえあれば施術スキルが及ばなくても指名を増やすことは出来ます。
接客が好きでお客さんと話をするのが好き、強押しが得意だけど女性に好まれるようなリラクゼーションの施術は苦手、などお店で働くスタッフにそれぞれに得意不得意はあります。
強押しが好きなお客さんばかりが来店するお店もあれば、心地よく眠れるような施術が好きなお客さんがたくさんくるお店、施術よりもスタッフとの会話が楽しみでくるお客さんが多いお店だってあります。
整体やリラクゼーションサロンで働くあなた自身の適正とお店がターゲットとする客層のニーズが一致していなければ、指名が増えるわけありません。
頑張っているのに思うように指名が伸びないのであれば、お客さんとお店、そして自分自身の適正のニーズがあっているかどうか一度よく考えてみるのもいいかもしれません。
指名を伸ばすにはお客さんの求めていることを読む力が必要。
施術スキルがベテランスタッフに及ばない整体リラクゼーション初心者でもお客さんのニーズに答えることが出来れば指名は獲得できる。
お客さんによっては、施術スキル以外のものを求めているケースがある。
勤めている整体院やリラクゼーションサロンのターゲットとする客層と自身の適性があっていれば自然と指名はついてくる。