キレイなの要は骨盤から。日常の姿勢から全身のスタイルにまで影響する骨盤を美しく正しい位置に置くことは、美容の基本とも言えます。そんな意識の高い骨盤美人を目指す人の為に、骨盤の歪みをリセットする全ての方法をまとめました。
セルフのストレッチや体操だけでなく、プロの整体師が監修して作られた矯正グッズもチェックしてみてください。
骨盤矯正ストレッチのやり方はコチラ。
https://www.momisuta.com/selfmassage/1863/
目次
歪みのない整った骨盤はキレイで健康な体の絶対条件、美容にも健康にも百害あって一利ないのが骨盤の歪みです。
腰痛、肩こり、ストレートネック、頭痛、坐骨神経痛など体に不調を起こす要因になり、下半身太りや下腹がぽっこり出てくる原因も骨盤の歪み。
骨盤が歪む人のほとんどが長時間の立ち仕事で重心がどちらか片一方の足に偏ってしまったり、デスクワークが長く足を組む回数が多い人。
他にも、テニスやバトミントンなどのラケット競技やフットサルなどをする人は体の片側を偏って使うことになるので骨盤は歪みやすく、10代であってもこれらの運動を激しく行えば骨盤は歪みます。
仕事や運動で骨盤に偏った重心を掛けることを減らし、毎日のセルフケアで美しくキレイに整った骨盤を維持することは美容と健康には欠かせません。
骨盤の歪みは「前傾と後傾」「左右のズレ」「捻じれと開き」の3つに分類され、歪み方に合わせた骨盤矯正ストレッチをしなけば効果的に歪みを取ることは出来ません。
その為まずは自身の骨盤の歪みがどのタイプなのかを調べましょう。今すぐできる!骨盤のゆがみチェック方法
背筋が真っ直ぐにピンっと伸びて姿勢がキレイに見えるのが骨盤の前傾タイプ、反り腰とも呼ばれます。
胸が前側に出ることでウエスト周りがスッキリと見えボディラインが美しく見えますが、腰椎と呼ばれる腰の骨に負担を掛ける不自然な姿勢で坐骨神経痛、ヘルニアなど深刻な腰痛になりやすい。
ボディラインを少しでもキレイに見せたい女性がなりやすい傾向があります。
この姿勢は腰椎に負担を掛けるだけでなく、骨盤が前に倒れることでお腹を押し出すので食後はぽっこりとお腹が前に突き出てきてしまいますから、結局のところボディラインは崩れます。
四つん這いになり膝と手を肩幅くらいに開き、お腹をへこませながら腰を持ち上げるように背中を丸めていきます。
ポイントはお腹をへこませる力で腰を持ち上げるイメージを持つこと、この際、ドローインと呼ばれる呼吸法を行います。
やり方は、お腹をへこませたまま大きく息を吸い込み吐きだすだけ。お腹の奥の方に”びりびり”とした感覚を感じられればドローインは成功です。
ドローインはダイエット効果のある呼吸法で、腹横筋と呼ばれるお腹周りを覆うコルセットのような筋肉を鍛えるので、ウエストをぎゅっと引き締めます。
姿勢が悪く猫背で慢性的な腰痛持ちの人の多くが骨盤の後傾タイプ。
骨盤が後ろに傾くことで前屈みになり、呼吸に使う横隔膜がきちんと使われず呼吸が浅くなります。
酸素不足で体の代謝が落ちてしまい太りやすい体質になるだけでなく、頭痛や倦怠感など様々な悪影響を身体に起こします。
先程と同じく四つん這いになったら腰を伸ばす様に背伸びをします。ドローインをする必要はないので呼吸はリラックスして自然にすればOK。
猫が背伸びするようにだらしなく行うのがコツです。頭は軽く持ち上げて真っ直ぐに正面を見て行ってください。
前傾と後傾のストレッチは交互に行うとそれぞれのストレッチ効果が倍増します。ストレッチは”曲げて伸ばすのが鉄則”なので曲げ伸ばしの範囲が広いほど効き目がある為です。
2:1の割合で骨盤が前傾している人は前傾のストレッチを多めに、後傾している人はそちらを多めに行って下さい。
骨盤が左右どちらか片方に傾いてしまいバランスが崩れているタイプ。
傾いている分、足の長さが左右で数センチ違ってくるので片側の膝や首、腰などに痛みが出やすく腰だけでなく体全体の片側半分に負担をかけます。
いつも同じ方の足を組む癖がある人に多いタイプです。
仰向けに寝転んでどちらか片方の足を”4の字”にします。反対側の足を立てて膝を抱えたら胸の方に向かって引き寄せます。
手が届かずに膝を抱えられない場合はタオルを膝に引っかけて引き寄せて下さい。息をゆっくり吐きがながらリラックスして行いましょう。
これを左右交互に繰り返し、痛みや違和感が強い側のストレッチを念入りに行います。
この矯正ストレッチは大臀筋などのお尻の大きな筋肉をしっかりと伸ばします。体がよく温まったお風呂上りに行うと大きくて強靭な筋肉も伸びやすくストレッチ効果が高いのでおすすめです。
この矯正ストレッチは頭が浮き上がってしまうと伸ばしたい筋肉が上手く伸びません。ストレッチ効果が半減してしまうので必ず天井を見つめながら行って下さい。
1回10秒5セットを目安に行いましょう。
骨盤が開いてしまったり内側に捻じれていたりするタイプ。見分けるのが難しくプロの整体師が歪みを見極められないこともあります。
骨盤の歪みのタイプの中で最も矯正が難しく改善するのには時間が掛かり坐骨神経痛、腰痛、膝の痛み、足の重だるさなどあらゆる症状を引き起こします。
捻じれや開きが生じる前の予防ケアが大切で、整体やマッサージ、カイロプラクティックでも簡単には改善できず、きちんと治すには熟練の技術が必要です。
仰向けに寝転んだら片方の足を”4の字”にし、反対側の足を立てて膝を抱えます。
そのまま、”ゆらゆら”と左右に大きく足全体を揺らしていきます。左右どちらの足も床に着くくらいまで揺らします。この時、膝が安定しない人は手を指し添えて行いましょう。
30~40秒を目安に行い片方の足が終わったら足を組み替えて行います。骨盤の捻じれが起きている場合、片方が捻じれていれば、もう片方の骨盤は開いてしまっていることがほとんどです。
その為、捻じれている方の骨盤だけでなく反対側の骨盤にも矯正が必要なのです。
せっかく歪んだ骨盤を矯正しても、仕事や日常生活で骨盤を歪めてしまう動作をし続けている限り、スグにまた骨盤は歪み始めます。
美しい骨盤を維持するには日々の矯正ストレッチだけでなく歪みを予防することが肝心なのです。
矯正ストレッチを一回すれば歪みが解消されるなんてことはありません、続けなければ意味がないのです。
正直面倒だし続けられそうにない、でも歪みは治したい。そんな人におすすめなのが足を乗っけるだけで後は全てやってくれる骨盤矯正マシーンです。
すべての骨盤の歪みに対応し”揺らして伸ばす”という整体の施術を自宅で受けることが出来る製品。
前傾後傾、左右のズレ、捻じれと骨盤の開き、どのタイプの歪みにも効果があるセルフ矯正ストレッチはありません。
しかし、こちらの機械は”揺らす、伸ばす、マッサージする”を同時に行う為、どのタイプの骨盤の歪みにも対応しており、膝の裏にある腰痛に関連する筋肉とツボまで足の重みを利用して指圧する優れもの。
これなら毎日気持ちよく続けられ骨盤の歪みだけでなく腰痛や足の疲れも解消出来ます。
値段は約3万円と高額ですが、整体一回の施術料金の目安が6000円なので5回整体治療院に通う金額です。5回の施術と自宅で気軽に使える便利さを比べれば妥当な額と言えます。
デスクワークで一日8時間以上座った姿勢での仕事をする人は余程の意識を高く持たない限り姿勢は崩れていき骨盤を歪めます。
キレイな姿勢を意識しすぎると肩や首に力が入り過ぎてしまい肩こりになり、背筋が曲がらないよう意識が行き過ぎるので骨盤が前傾します。
長時間座ったまま正しい姿勢を維持するのは無理があるのです。
普段使っている椅子の下に骨盤クッションを敷くだけで驚くほど体は楽になります。クッションを敷くことで骨盤が水平に保たれ真っ直ぐに立ち、背筋に自然なS字のカーブラインが生まれる為です。
この姿勢こそが座った状態での理想的な姿勢です。しかし、この姿勢を自身の意識だけで保つことは1~2時間が限界です。
サポートしてくれる骨盤クッションを使って無理せずきちんとした骨盤の歪み予防をすることをおすすめします。
既にかなり骨盤の歪みが出ている人や、スグにでも一気に歪みを解消したい方におすすめなのが骨盤矯正ベルト。
寝るとき以外ずっと付けていられるのでベルトの力で骨盤を引き締め、正しい位置に戻るようベルトの力で引っ張り続けることが出来ます。
自身で締め付けの強弱を調整できるタイプや、超薄型で服の下に付けていても膨らまず洋服のシルエット崩れが気にならないタイプがあります。
矯正ベルトだと仕事中などに着用感が気になってしまうのが嫌な方はショーツタイプがおすすめです。下着のように履けるのでベルト程、矯正している感は出ません。
スカートやパンツの下にそのまま履けるのでシーンを選ばずに着用出来ます。
前述した様に骨盤の歪みのタイプの中で最も改善に時間がかかるのが、骨盤が捻じれている人。プロの整体やカイロプラクティックを受けてもスグに治らない程の厄介さ。
セルフストレッチだけでは改善するまでにかなりの時間が掛かってしまいます。そこで、骨盤の捻じれと開きに効果抜群の運動が出来るグッズを使います。
捻じれを解消する一番の近道は反対側に捻じることです。
専用のクッションに足を入れて後は”ころころ”と転がすだけです。簡単に骨盤を捻じる動きが出来るので骨盤の歪みの解消がぐっと早まります。