適度なアルコールの摂取は逆に健康に良いと言われることもありましたが、最近では、少量でも体には害しかないことが判明したんだとか。
確かに、少量や適量飲むのは難しいですし、翌日の朝の体の重さと来たらたまりませんよね。でも、体には良くないアルコールかもしれませんがリラックス効果や、コミュニケーションの手段としては最高のもの。
仕事がら付き合いで飲まない訳にはいかない。今日も朝からダルさ全開!そんな方におすすめの自分で押せる二日酔いに効くツボをご紹介します。
目次
アルコールは適量の範囲であれば次に日まで残ることはありませんが適量の範囲は人それぞれで、ビール一本で二日酔いしてしまう人もいれば5本飲んでも何ともない人もいます。
これはアルコールを分解する際の肝臓の働きが関係しています。摂取されたアルコールは肝臓でアセドアルデヒドという毒素のある成分に分解されます。
その後、毒素は更に分解されて水分となって排出されます。血中にアセドアルデヒドがあると頭痛、吐き気、浮腫み等の二日酔いの症状が現れます。
少しでも早く体調を戻すにはアセドアルデヒドの分解を促進することが先決です。
足の親指と人差し指の骨が交わる手前のくぼみ、親指と人さし指の間をなでていき指が止まる所にあるつぼ。
大衝(たいしょう)と呼ばれる肝臓に効くつぼです。このつぼを刺激することで肝臓でのアセドアルデヒド分解を促進できます。
非常に小さいつぼなので手の親指ではなく人差し指で押すとつぼに入り易く弱い力でもしっかりと効きます。
両足の大衝を手の人差し指で同時に押し左右どちらか痛みが響く感じがする方を重点的に押して下さい。より効果が出やすくなります。
大衝のつぼ押しと併せて押すと更に二日酔いに効果のあるつぼがあります。
期門と健理三針区と言う2つのつぼで効果は大衝と同じく肝臓の働きを促進するものです。
両乳頭の真下と肋骨が交わる所に位置し左右両方にあるつぼですが押すのは右側だけです。右の期門(きもん)に両手の人差し指、中指、薬指、小指を重ね、そのまま上体を倒して刺激します。
あばらの骨に指が当たらないように注意しましょう。
手のひらの中央、やや手首寄りに位置するつぼ。親指で強く押すかつまようじを7~10本ぐらい輪ゴムで束ねて、健理三針区(けんりさんしんく)がほんのり赤くなるまで軽くつつきます。
このつぼは両手共に刺激してください。