辛くてしんどい頭痛、マッサージしてもらいたいけど、そんな時間もお金もないそんな時。自分で頭痛を解消させる方法があるんです。
頭痛に効くセルフストレッチとツボ押しを覚えれば、もうリラクゼーションマッサージや整体のお店に行く必要は無くなるかも知れません。
コツをおさえてしっかりと自分で頭痛をおさえられるようになりましょう。
目次
パソコンとスマホの普及に伴い、日本人の頭痛人口は増え続け、実に4人に1人が頭痛に悩むと言われています。それに伴い、頭痛ビジネスとも言える市場が開拓され、主に、頭痛薬や頭痛マッサージなどのサービスも広く浸透しています。
しかし、頭痛薬やクイックマッサージなどは、あくまでも対処療法と言われる、その場しのぎに過ぎず、しばらく日にちが経てば、またすぐに頭痛は再発します。
例えば、週に一回、最近、流行している2980円のマッサージを受けて、頭痛を一時的に緩和させたとしても、月に約一万二千円の出費。頭痛薬も効き目の高いものになると、その分、値段は上がります。
慢性的な頭痛持ちの人が、頭痛と付き合い続けていくには、そこそこのお金が毎月毎月かかってしまい、しかも、治ることはありません。
慢性的な頭痛には必ず原因があります。その原因を根本的に治さなければ、延々と頭痛にお金を使い続けることになってしまいます。
頭痛の原因は人それぞれですが、首や肩周りの筋肉や骨のアーチに問題があるケースがほとんどです。この問題のある筋肉と骨に自分自身で毎日ケアをすることが頭痛を根本的に治すポイントです。
頭痛を生む原因は、毎日の仕事や家事での体に負担をかける姿勢です。つまり、毎日、頭痛になるような体に悪いことをしているんですから、治す為には、同じく毎日セルフケアをしてあげる必要があります。
毎日続ける頭痛ケアですから、複雑で面倒なものでは続きません。そこで、簡単で効果抜群の頭痛に効くセルフケアの3つのやり方をお勧めします。
どれか一つだけの実践でも十分に効き目はありますが、温めてから、伸ばし、押す、この3つを順番に行うことで、効果は倍増し、ほとんどの頭痛を解消してくれます。
濡らして絞ったタオルをラップで包んで、500Wの電子レンジで一分間温めれば、ホットタオルがスグに出来上がります。
出来上がったホットタオルを、風池(ふうち)と呼ばれるツボの部分に押し当てるようにして、そのまま首を後ろに倒します。
こうすることで、首と頭の付け根の部分にある迷走神経と呼ばれる、頭痛に関わっている神経を取り巻く筋肉が緩まり、神経の圧迫が緩和され頭痛が和らぎます。
まず、背筋をしっかりと真っ直ぐに伸ばし、片方どちらかの手を顎に乗せます。反対側の手で肘を持ち、そのまま上に押し上げます。
かなり効きますので、5~10秒程のストレッチを2~3回を目安に、お好みで行ってください。
次に、頭の後ろで手を組み、そのまま前に倒します。ポイントは手の力ではなく、手の重みを利用して行うこと。
最後に、側頭部に手をかけ横に倒します。こちらは手の重みが掛けにくいストレッチなので、多少、手の力を使いましょう。
いずれも、一回に15秒間程伸ばし、2~3回を目安に行ってください。特に、一番初めの、顎を上に押し上げるストレッチは、かなり効いておススメです。
頭痛に最も良く効くとされているツボである、風池を押します。両手の中指を使って、しっかりと強い圧で押してください。
頭痛がひどい人の場合、コリコリとした塊のようなものを指先に感じます。そのコリコリを削ぎ取るようなイメージで、しっかりと押し込んでください。
風池は特に、眼精疲労からくる頭痛に効果抜群なので、デスクワークなどで頭痛が出るケースの方にはもってこいのツボです。