腰のマッサージの効果を倍増させるストレッチをご紹介。腸腰筋という腰と股関節を繋ぐ筋肉にしっかりとストレッチを掛けてから、いつもの施術に入るだけで、硬い腰の筋肉にみるみる指が入って行きますよ。
今まで施術にストレッチを取り入れていないかった整体師、セラピストの皆さん、是非、自身の施術に取り入れてみて下さい。
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腰の筋肉は大小様々あります。基本的にどこの筋肉も強靭なのでマッサージの際は、ストレッチを織り交ぜると効果的にほぐすことが出来ます。
腰痛におすすめの効果的なストレッチは腸腰筋を伸ばすこと。
腸腰筋とは、大腰筋と腸骨筋という2つの筋肉の総称で腰椎から骨盤、太ももの所にある大腿骨の内側に掛けて付着しています。
足を上げるときに作用する筋肉で凝り固まると骨盤の歪みや腰痛の原因となります。インナーマッスルや深部筋と呼ばれ、体の深いところに位置するので指や肘は届きません。
そこで、腸腰筋の疲れやコリをほぐす際はストレッチが有効な手段となります。
1.うつ伏せの状態から左脚(左右どちらからでもOK)を45~50度開きます。
2.お客さんの膝を軽く曲げ持ち上げます。
3.持ち上げた左脚に施術者の右足を滑り込ませます。
4.そのままお客さんの足首を握り膝を曲げていきます。足の裏がお客さんのお尻に付くくらいまで曲げましょう。
滑り込ませた施術者の脚をより深くお客さんの脚に差し込みます。すると腸腰筋に対するストレッチがより強く掛かるので、効かせたい時におすすめです。
腸腰筋とは大腰筋と腸骨筋の総称で体の奥にあるインナーマッスルなのでマッサージでは指も肘も届かない。
腸腰筋が凝り固まると骨盤の歪みや腰痛を引き起こす。
ストレッチは片足ずつ45~50度開いて膝を曲げて行い、施術者の足を深く差し込むとより強くストレッチを掛けることができる。